倉嶋 厚

定価: ¥ 1,365
販売価格: ¥ 1,365
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発売日: 2002-08
発売元: 文藝春秋
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昨日、ヨッチャンから借りてきた「やまない雨はない―妻の死、うつ病、それから…」結構オモシロイかも!
ま、でも、ヨッチャンも消しゴムのカスを集めるくらいしか興味がない人だとばかり思ってたけど、「やまない雨はない―妻の死、うつ病、それから…」みたいな本も読むとは・・・、チョットした驚きに襲われつつ、続きを貪る私です。
ヨッチャンは消しゴムのカスを集めるのが趣味ですが、私はヨッチャンが集めた消しゴムのカスでお団子を作るのが趣味です。そんなお団子作りの合間を縫って「やまない雨はない―妻の死、うつ病、それから…」を読んでいます。
ちなみに、私の作ったお団子をいつも「おいしい、おいしい」と言って食べてくれるトモチャンにも「やまない雨はない―妻の死、うつ病、それから…」を貸してあげようっと。
(又貸しだけど・・・ゴメンね、ヨッチャン)
夫婦というモノのあり方を考えさせられる好著
どんな数字でもゼロを掛けると答えはゼロです。ひと組の夫婦が「1+1」だとすると、一人がいなくなっても一人が残れば、答えは「1」。でも「1×1」の場合は、一人が「0」になるとすべてが「0」になってしまいます。(本文より)
いろいろな夫婦の形があると思います。
しかし倉嶋さんの場合、まさに一心同体だった。だからこそ奥様の死が引き金になって
うつになった。自殺まで考えたその気持ちの揺れが、淡々と書かれていきます。
単に「うつ」の参考図書としてだけでなく、夫婦のあり方を考えるためにも
感動できる本でした。
語り口に気負いやおしつけもないから、すーーっと読めます。
胸に響きました。
奥様との関係から、奥様の死、そしてご自身のうつ病。
非常に流れの良い構成で書かれているので、
読みやすく、胸に響きました。
2年半前に母を無くし、その後「仮面うつ病」となりましたが、
その頃を彷彿させるぐらい、実感のこもった一冊でした。
読んでいる方が胸に響くのだから、
書いていた著者自身は辛かっただろうなと感じました。
愛ある別れ、病との日々に悩むあなたに
愛する人との別れは辛いものだ。そして、その強い喪失感は誰にもわかってもらえない。癌との戦い、無情な病の日々、相手への尽きぬ感謝。そして「愛ある別れ」を実感できるまで、筆者が彷徨った「鬱病との日々」。これは、現代社会において、様々な形で愛する家族を失った者に共通する、痛ましい「喪の作業」の記録でもある。
純粋な思いが自らを傷つけ、傷つくことによってしか再生しない愛と感謝の日々。「やまない雨はない」と思えるようになるまで、どんなに筆者の心は泣き濡れたことだろうか。我々が避けて通れない心の痛みを、ありのままに書き綴って下さった、その「ありのまま」の心に、また我々も癒されるのである。
