高田 明和

定価: ¥ 600
販売価格: ¥ 600
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おすすめ度:

発売日: 2006-03-16
発売元: 廣済堂出版
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昔は全然本とか読まない人だった私ですが、最近ようやく読書の楽しみがわかってきたような気がします。ジャンルは特に気にしないで色んな本を読んでますね。今読んでいるのは「うつにならない脳の作り方 (廣済堂文庫)」。
本ってオモシロイですよね。「うつにならない脳の作り方 (廣済堂文庫)」みたいに、特に今の自分と関係ないジャンルの本でも「へぇ~~」って新たな気付きが得られたりして^^!
そう言えば兄が、この「うつにならない脳の作り方 (廣済堂文庫)」を読み終わったら貸して欲しいって言ってたけど、こーゆうの興味あるのか~~とチョット複雑な気分です。ま、いいけど・・・。
うつを傍観する人の本
今の時代「うつ」という単語がタイトルに入った本を手にする人は多いと思います。そういう人は、少し自分に思い当たる節があのかもしれません。でもこの本はどちらかと言えば、そういった「思い当たる節がある人」のためではなく「うつを傍観する人」のための本です。
長年に渡り多くのうつ病患者と接してきた医者の視点から、昨今の研究結果等を紹介しています。脳の働き・脳内物質の働き・うつの原因・うつの治療等、色々と詳しく、そして素人にも分かりやすく書かれています。そして最後には自分で出来る精神安定法として、座禅やその呼吸法まで紹介されています。この最後の部分は科学的とは思えませんが、「姿勢と呼吸が脳に影響を与える」ということの派生事項として書かれています。
さて、私が「この本はうつを傍観する人の本だ」と書いた理由を説明しなければなりません。それは、うつ傾向の人を非難するような文章がいくつか見られるからです。その一つは、うつ病の相談に来たある女性に対してのものです。その女性は一流大卒・会社経営の夫を持ち、一流大卒・一流企業の息子と娘を持っているが、自分はダメな人間だと思っている、という話です。これに対して著者は「このくらいの幸せは当たり前で普通だと考えている傲慢な心が、自己中心の考え方によく表れています」と言っています。また別の部分では、うつ傾向の人が自分自身を責め続けることに対して「一見すると謙虚で心の優しい人間・・しかし見方を変えると自分のことにのみ関心が集まり・・自己中心的な人間」と書いています。
うつ傾向の人がこの本を読めば少なからず不愉快な文章を目にすることになるでしょう。また、うつ傾向で無い人は、元々この類の本を手にすることは多くはないでしょう。この二つのことから、著者がこの本のターゲットとしたのはどういう人々なのか良く分かりません。この意味で「うつを傍観する人の本」であると思います。
