子供でもうつ病にかかることがあります。子供のうつ病の症状を見てみると、たしかにありがちな症状が多くみられます。
12歳未満の児童期には0.5~2.5%、12~17歳の思春期以降では2.0~8.0%のうつ病の有病率が認められます。うつの症状でも軽症の場合ははイライラしたり、落ち込んだり、頭痛や腹痛等の身体症状や不登校などの行動面の変化があることもあります。
子供の場合は自分でうまく言葉で伝えられないこともあるので周りの大人が気がついてあげられるような注意が必要です。青年期のうつ病の症状は成人の症状と似ていますが、逸脱行動や不登校がみられることが特徴です。不登校、AD/HD(注意欠陥/多動性障害)、摂食障害などの陰にうつ病が隠れていることもあります。見逃さないように機をつけることが大切ですね。
親子関係の見直しや学校との連絡など子供を巡る環境を整えることが大切で、薬の治療と同時に遊戯療法や箱庭療法などの非言語的精神療法なども子供のうつ病の改善に効果的として行われています。
